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VOL.13健康と幸せその3

■健康寿命について

「健康寿命とは日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間の事」(ウィキペディアより抜粋)

 

簡単に申し上げますと、健康で元気にいられる人生の時間を健康寿命といいます。

平均寿命との比較は以下のサイトで取り上げられてます↓

平均寿命と健康寿命 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

 

このサイトで提示されている平均寿命は男性は80.98歳。女性は87.14歳。

一方健康寿命においては男性は72.14歳。女性は74.79歳と、およそ8年から12年の開きがあります。

今後、この開きがさらに大きくなることが予想されています。

ヒトの遺伝子、ゲノム研究が進むにつれて現在老化させないための方法が多く提案されてきています。

一方で科学技術の発達、私たちの生活ではインターネットの普及により昔と生活が一変しました。

運動不足やストレスによる健康被害は後を絶ちません。

 

■健康の基準は人それぞれ

健康を提供しているフィットネスクラブで働いている身として、健康という「型」に嵌めすぎているんじゃないかという事を考えさせられます。

 

健康であることが幸せに繋がることは間違いありません。

医師や健康従事者が提供する数字ももちろん大切です。

現在肥満や高血圧など、健康リスクに晒されている方は生活習慣を見直す事が重要です。

 

ですが、健康の在り方や考え方は人によって変わるものと思ってます。

■押し寄せる「健康格差」

社会では「健康でない=自分の健康管理にずさん」という事で会社から指摘をされるところもあるそうです。

会社では、社員数が多くなればなるほど社員の健康に差が出てきます。

社員が健康リスクに晒さて医療機関を受診すればするほど、会社は多くの支出を強いられます。

誰かが病気で休めば作業効率が落ち、会社の成績が下がり

 

不健康は、社会における生産性を著しく下げてしまうのです。

そこに格差が生じてきます。

 

よく「病院は保険で安いから」という言い方をされる方もいらっしゃいます。

もちろん保険料を払ってますから当然の権利です。

でも、できれば保険を使わない自分なりに健康でいられる生活を目指していく取り組みは必要ではないでしょうか。

 

ちなみに、令和2年度の国民健康保険の医療費は約10兆3000億円(!)

医療費速報 令和2年度診療分|国民健康保険中央会 (kokuho.or.jp)

 

厚生労働省のページでも医療費の動向が紹介されてますので、興味がありましたらご覧ください

Microsoft PowerPoint - 医療費の動向 令和2年度の状況 (mhlw.go.jp)

 

 

次回に続く